MontserratとNoto Sans Japanese

今回は、このブログで使用しているWebフォントについてお話します。このサイトでは、数多くの英数字フォントを無料でかつわりと自由なライセンスで使えるGoogle Fontsと、多数の日本語フォントが使えるGoogle Fonts + 日本語早期アクセスを使用しています。数多くのフォントの中で使用しているのは、タイトル通り、MontserratとNoto Sans Japaneseです。

Montserratは、クローズドSNSで有名なLINE、服でおなじみGUのWebサイトなどに使われている、かなり有名な書体です。一般的なサンセリフ体とは異なり、大文字のGが少々独特な形をしていますが、全体的に可愛らしさがあるので非常に使いやすいです。

Montserratには、当然、日本語や漢字が含まれていません。そこで、足りないグリフを補うために、Noto Sans Japaneseを使用しています。

Noto Sans Japaneseは日本語Webフォントとしては非常にポピュラーな存在です。広告にMyriadやUD新ゴなどを使用しているタブレット通信教育のスマイルゼミでも、WebフォントにはNoto Sans Japaneseが使用されています。クセがなく、読みやすさに優れているため、私はこのブログの他にも、YouTubeの動画などで使用しています。

ちなみに、MontserratとNoto Sans Japaneseという組み合わせは、偶然にも女性向けアイドルゲームのWebフォントでも全く同じ組み合わせが使われています。しかも2つ。

私は男性なので、そのようなゲームについて調べる機会がほとんどなかったのですが、友だちや知り合いがそのようなゲームをプレイしていたので、ちょっとした気持ちで公式サイトを見たら、発覚した事実です。同じ組み合わせを使用しているゲームは、H社のゲームと、L社のゲームです。前者はゲーム内にフォントワークスのフォントが採用されているほか、LobsterなどのGoogle Fontsも多数採用されていたので、ちょっと驚きでした。後者のサイトも、アルバム特設サイトではMontserratですが、アプリの公式サイトではArvoになっていました。これもGoogle Fonts。画像にはAXISフォントっぽいものも使用されていました。

一部界隈では、もしかしたら"Google Fontsと言えば女性向けアイドルゲーム"というイメージがついてしまっているのではないかと思うぐらい、日本国内でのGoogle Fontsの使用率はかなり高いものでした。