無印良品の"最後の1mmまで書けるシャープペン"(ファミマ限定モデル)がいろいろすごかった

遅くなりましたが 新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

新年1発目の記事は、無印良品の筆記用具のご紹介です。

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 今回ご紹介するのは、"ABS 最後の1mmまで書けるシャープペン 0.5mm"です。

ファミリーマートで450円で購入しました。無印良品の実店舗やネットショップでも同名の商品が販売されていますが、そちらは2年ほど前にデザインが大幅にリニューアルされました。かなりシンプルです。

www.muji.net

つまり、今回購入したものは"旧型"ということになります。しかし、ファミリーマート無印良品コーナーにはまだこのモデルが販売されています。

このように、ファミマにある無印の文具は、他にもファミマ限定になったボールペンやシャーペンがけっこうあります。"〇〇限定"が大好きな私は、好奇心につられて買ってしまいました。

ちなみにこのシャーペンは、かつて三菱鉛筆が製造していたmillino(ミリノ)というモデルをベースにしているようです。

肝心の"最後の1mmまで書ける"機能をチェック

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iPhone用のクリップ式マクロレンズを使って撮影したペン先の写真です。

よく見ると、ペン先に切れ込みがあることがわかります。

そう、このシャーペンはペン先にもチャック*1が搭載されています

ラベルを読んでみると、

<特長>

●残芯1mmまでつかむツインチャック機構採用で経済的です。

●ご使用によっては、1mm以上残ることがあります。

 と書かれています。つまり、本来は1つしかないチャックが2つあるということです。

だから、芯を最後まで使うことができるようです。

これ、普通に売っててもいいレベルですごいと思います。

 

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シャーペンなので、やはり上部に消しゴムが搭載されていました。そして、

その消しゴムにも驚きました。なんと、消しゴムが青色になっています。

この青い消しゴムは、昔の三菱鉛筆のシャーペンに装着されていたものらしいです。

ここにも、普通とはちがう特別感がありました。

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ということで、いろいろ特長が満載の"最後の1mmまで書けるシャープペン"ですが、

その下に似たようなペンがもう一本。これは一体...?

 

実はこれ、"最後の1mmまで書けるシャープペン"に化けたボールペンでございます。

この商品は、"ABS ノック式ボールペン 油性・黒・0.7mm"です。こちらもお値段450円。

このボールペンは、最初からファミマ限定モデルとして製造・販売されたものになります。もともとの"millino"にはボールペンがなかったので、無印限定のオリジナル仕様ということになります。シャーペンは0.5mmだったのに、ボールペンは0.7mm。この謎のチョイスもまた気になるところです。

見分けをつけるためなのか、一部のパーツの色が変更されています。

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まず、キャップが違います。シャーペンは黒色で穴が空いているのに対し、ボールペンはグレーで穴は空いていません。キャップを引っぱっても外れませんでした。

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さらに、ラバーグリップの上にあるクリアパーツも、黒色に変更されています。

"MADE IN JAPAN"の文字はそのままでした。

無印仕様なので、もしかしたら替え芯が独自のものかもしれないと思って分解をしてみました。

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すると至って普通の芯"S-7L"が現れました。これは様々なモデルに採用されている汎用型の芯のようです。インクが無くなっても市販の芯なので長く使えそうです。

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実際に2つのペンで試し書きをしてみました。いつもの私の字なのできたなく見えると思います。

 

いかがでしたでしょうか?ファミリーマート限定で販売されている無印良品の"ABS 最後の1mmまで書けるシャープペン"と"ABS ノック式ボールペン"にはおもしろさがたくさん詰まっていました。筆記用具の世界は楽しいことだらけだなと改めて思いました。

*1:芯をつかむための部品。いわばシャーペンの心臓とも言えます。