ついにM+とRobotoの合成フォントが完成しました

1日かけてなんとかRobotoとM+を合成できないかどうか考えた結果、M+のサイズに合わせるのではなく、Robotoのサイズに合わせてみたらどうだろうと思い、FontForgeで設定してから合成してみた結果、見事に成功しました。インストールして確認しましたが、グリフのバグはないみたいです。

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RobotoはApacheライセンスで配布されているため、ライセンス表記と著作権表記を残しておけば自由に改変できるらしいので、ライセンス上の問題はないと判断しました。

オリジナルを作ると言っていた英数字ですが、結局はフリーフォントに頼ることになりました。

MYデコ☆メトロノームで軽く遊んでみた

今回は、チャレンジタブレット用アプリ"MYデコ☆メトロノーム"で遊んでみましたので紹介します。

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正式名称は"部活自主練シリーズ MYデコ☆メトロノーム"のようです。当時これを活用した我々と同年代の吹奏楽部はいたのでしょうか。

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友情200倍カメラで軽く遊んでみた

今回は、チャレンジタブレットの追加アプリとして提供されていた"友情200倍カメラ"というアプリでちょっと遊んでみましたので紹介します。友情200倍カメラは元々"友情100倍カメラ"というアプリでしたが、アップデートで"200倍"に変更されました。

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伝説の携帯機"ポケットチャレンジV2"がやってきた!

皆さんは"ポケットチャレンジV2"という携帯機をご存知ですか?ポケットチャレンジV2とは、カセット交換式で、中学校の勉強・予習ができるゲーム機のようなものです。

ポケットチャレンジV2は、進研ゼミでおなじみのベネッセが、ワンダースワンを開発したコトと共同開発した画期的な勉強プラットフォームです。公式の略称は"ポケチャレV2"および"PCV2"です。

なんと、ポケットチャレンジV2はワンダースワンの互換機なのです。CPUもワンダースワンと全く同じ16bitのCPU"SPGY-1001"が採用されていますが、他の方曰く"BANDAIロゴが塗りつぶされている前代未聞のCPU"らしいです。そりゃバンダイは開発に関わってないからね。

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全体はこのような感じです。大きさはワンダースワンとほぼ同じですが、ワンダースワンに比べて分厚いようです(WSの実機は持っていないので未検証です)。今回はフリーマーケットで状態がよかったものを購入しました。本体カラーは"スノーオレンジ"です。

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真ん中のボタンが◎ボタン、右側のボタンがクリアボタン、左側のボタンがパスボタンです。これは単語の暗記に特化した仕様になっています。VOICE VIEWと書かれたボタンは、Vボタンです。このボタンを押すことで、詳しい解説を見ることができます。そして上部にはモノラルスピーカーがあります。

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左側にはカーソルボタンと、エスケープボタンがあります。カーソルボタンは、左右のボタンだけが繋がっている独特なデザインになっています。エスケープボタンは、戻るボタンだと考えたらいいでしょう。

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液晶はワンダースワンと同じかと思いきや、ドットマトリクス部のみで、スタティック部がありません。ドットマトリクス部の仕様はワンダースワンと同じ反射FSTN液晶で、2.49インチ(224x144)みたいです。

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本体下部には、コントラスト調整ダイヤル、ボリューム調整ダイヤル、イヤホンジャックがあります。ワンダースワンとは異なり音量の無段階調節が可能で、さらにイヤホンジャックが内蔵されているので、ここはポケットチャレンジV2が勝っています。

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本体左側面には、ワンダースワン用の通信ケーブルが刺さりそうな端子がありますが、クリアパーツで塞がれています。通信対戦も視野に入れていたのでしょうか。

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本体上部には電源スイッチがあります。ボタン式ではないので劣化する心配はなさそうです。

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本体背面の左上には、ストラップホールがあります。ポケットチャレンジV2特製のストラップも限定で用意されていたそうです。

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背面に電池をセットします。電池ケースを本体にスライドして差し込むワンダースワンとは異なり、本体の電池ボックスに直接セットして蓋をする方式が採用されているため、ワンダースワン用のバッテリーが使えません。

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これが専用のカセットです。ベネッセ特有の管理番号を見る限り、2005年製のようです。ちなみに、起動時に"キュイーン"という音はせず、いきなりソフトを読み込んで起動します。これのせいでワンダースワンのソフトは正常に起動できないことがあるようです。

価格は、ワンダースワンが当時4800円(税抜)だったのに対し、ポケットチャレンジV2は6600円(税抜)でした。ちょっと強気な価格設定ですね。

今回はポケットチャレンジV2の本体を詳しくレビューしましたが、機会があればワンダースワンを用意して検証したりしてみようと思います。

今日は息抜きに昔作ったフォントをTrueType化しようと思う

私は過去に2つの欧文フォントを製作しています。2年前に作成したMatcha SansとMatcha Sans Neo、1年前に作成したNakiModernがあります。私のTwitterのヘッダーに設定している"Evolution"の文字も、NakiModern という独自フォントです。

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Matcha Sansシリーズは小文字が未完成なので、今回はNakiModernをTrueTypeフォントにする作業を行いたいと思います。もうMikan UIの英数字、そのままNakiModernにしようかな...

英数字フォント製作は厳しかった

FrutigerやMyriadのような現代的なフォントも好きなのですが、Mikan UIではやっぱりHelveticaのような感じにしたい。オリジナルだとめんどくさいので、Robotoと合成しようと思い、TrueTypeに変換した上でM+と同じサイズに調整した結果、やっぱりうまくいきませんでした。

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そこで、オリジナルでRobotoっぽいフォントを作ろうとした結果、デザインをうまく再現できませんでした。でも、これはこれでユニクロっぽいかも。

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睡眠が嫌いなので、ほぼ1日中作業していましたが、まだ理想の形を得ていません。アレンジフォントの完成はGW以降になりそうです。

 

MontserratとNoto Sans Japanese

今回は、このブログで使用しているWebフォントについてお話します。このサイトでは、数多くの英数字フォントを無料でかつわりと自由なライセンスで使えるGoogle Fontsと、多数の日本語フォントが使えるGoogle Fonts + 日本語早期アクセスを使用しています。数多くのフォントの中で使用しているのは、タイトル通り、MontserratとNoto Sans Japaneseです。

Montserratは、クローズドSNSで有名なLINE、服でおなじみGUのWebサイトなどに使われている、かなり有名な書体です。一般的なサンセリフ体とは異なり、大文字のGが少々独特な形をしていますが、全体的に可愛らしさがあるので非常に使いやすいです。

Montserratには、当然、日本語や漢字が含まれていません。そこで、足りないグリフを補うために、Noto Sans Japaneseを使用しています。

Noto Sans Japaneseは日本語Webフォントとしては非常にポピュラーな存在です。広告にMyriadやUD新ゴなどを使用しているタブレット通信教育のスマイルゼミでも、WebフォントにはNoto Sans Japaneseが使用されています。クセがなく、読みやすさに優れているため、私はこのブログの他にも、YouTubeの動画などで使用しています。

ちなみに、MontserratとNoto Sans Japaneseという組み合わせは、偶然にも女性向けアイドルゲームのWebフォントでも全く同じ組み合わせが使われています。しかも2つ。

私は男性なので、そのようなゲームについて調べる機会がほとんどなかったのですが、友だちや知り合いがそのようなゲームをプレイしていたので、ちょっとした気持ちで公式サイトを見たら、発覚した事実です。同じ組み合わせを使用しているゲームは、H社のゲームと、L社のゲームです。前者はゲーム内にフォントワークスのフォントが採用されているほか、LobsterなどのGoogle Fontsも多数採用されていたので、ちょっと驚きでした。後者のサイトも、アルバム特設サイトではMontserratですが、アプリの公式サイトではArvoになっていました。これもGoogle Fonts。画像にはAXISフォントっぽいものも使用されていました。

一部界隈では、もしかしたら"Google Fontsと言えば女性向けアイドルゲーム"というイメージがついてしまっているのではないかと思うぐらい、日本国内でのGoogle Fontsの使用率はかなり高いものでした。